すみっこから

身も心も小綺麗な生き方を目指す雑記

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【謎の楽器】なにそれ箱!?なんで箱ドヤ顔で叩いてんの?恥ずかしくない?


 

普段は日本のすみっこの下界集落のような村に住んでいる僕なのですが、この前、用事で繁華街まで出向いたときの出来事です。

 ある昼下がり、ドヤ顔の箱奏者と出会う

そこは大型デパートや映画館、シャレオツな飲食店などが近距離で並んでいるヤング御用達の街で、土地柄的に外人も多くいます。

 

全体的にアメリカンでイケイケな雰囲気を醸し出しており、そこにいるだけでカースト上位に所属していると錯覚できる僕も好きな街です。

 

自然と声もでかくなるってもんです。

 

さらにその街はたくさんのストリートミュージシャンが路上ライブをやっていまして、音楽好きな僕はタダでライブが見れる!

 

とテンションが上がっていました。

 

いくつかのグループを1曲間隔で転々と見ていたのですが、その中にめっちゃ歌のうまい女性ボーカルがいるバンドを発見し、見入ってしまいました。

 

元ジュディマリのYUKIの声を少しハスキーにした感じで、声もすごくいいのです。

 

しかし、その女性よりも気になるものがチラチラと映り込んできます。

 

あくまでメインはそのYUKIもどきで、バックバンド的な感じで少し距離を開けてギターやらベースやらがいるのですが、その中に箱に座ったオッサンがいます。

 

しかも、聞き入っちゃってますねーw と言わんばかりのドヤ顔でその箱を得意げにパンパカパンパカ叩いてノっています。

 

 

いやいやオッサンなにしれっと輪に入ってんだ。

 

聞き入ってんじゃなくてお前見てんだよ。

 

そもそもお前メンバーなのか?

 

そんなことを思っていたらオッサンやりやがりました。

 

手を天に挙げて、グーをゆっくり色っぽくパーに開き静かに下すという、バラードでそこそこ売り上げ実績のある人がやって初めて許されるレベルのパフォーマンスを堂々とやってのけたのです。

 

 

オッサン場をわきまえろと。

 

身の程を知れと。

 

バンドマンに憧れるのは分かる。

 

そりゃ俺だって未だに学園祭でバンドをやる妄想をする。

 

アラサーサラリーマンだけどめちゃくちゃ捗る。

 

気持ちは痛いほどわかる。

 

でも現実じゃ人前に立つ素質がない人種がグイグイ目立とうとする欲求は学生のうちに済ませとけと。

 

己のポテンシャルを悟り慎ましく生きるってのもそれはそれで悪くないし、なんなら縁の下の力持ち的役割も素晴らしい事なんじゃね?

 

って方向に考え方をシフトしないと。

 

オッサンはきっと俺と同族だ。

 

だからこそ俺は、オッサンが傍から見れば浮いてるのに周りの空気に便乗してイケイケを気取って強気になっている、この街での俺を客観視させられたようで恥ずかしいんだ。

 

無理するな、箱叩いてないで巣へ帰ろう。

 

と思ったらオッサンさらにヒートアップしてバンバンしてる!

 

なんちゃってYUKIもギターもベースもオッサンに指さして注目するよう煽ってる。

 

 

ごめんオッサンメンバーだった。

 

しかもどうやらオッサンの箱ソロタイムっぽい。

 

オッサンだけの時間までいただいてめっちゃパンパカやってる。

 

 

ごめんオッサン、舐めてた。

 

さっき思ったこと一旦なかったことにして冷静に見たら結構いいと思うってか、ちょっとかっこいいわ。

 

いやいや椅子じゃんってか箱じゃんとか思ってごめん。

 

邪魔だからどきなってお客さん詰まるよーなんて思ってごめん。

 

 

おっさん普通にかっこいいじゃん。

 

部外者でも同族でもなかったし、なによりその箱なんかイカしてるね。

 謎の箱、その名はカホン

家に帰って調べてみるとあの箱はカホンという立派な楽器らしく、箱ではありませんでした。

 

サイズがコンパクトで電源が要らないにも関わらずドラムっぽい音が鳴るってことでストリートミュージシャンには重宝されているとても優秀な楽器とのことです。

 

 オッサン、カホンほんとごめん!なにあの箱とか言ってごめん!

 

カホンいいねー。ますます興味わいてきた。カホンやろっかなー。

 

 

P.S.

気になる存在と化したカホンのウィキペディアみると

Cajónはスペイン語で「箱」を意味し、その名の通り中が空洞の長方形の形状をしている。

とありました。

 

なんだほらやっぱ箱なんじゃん!!

 

ならやーらない!!

 

箱ならならやーらない!!

 

あとオッサン、冷静に考えてもやっぱあの手挙げるパフォーマンスはやりすぎだと思うわー。