心理・人間関係

【体験談】いじめが原因で不登校になった中学生が「ただのワガママ野郎」だった話

 

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おばけ

どうも!風街おばけ(@obake_kzmc)です。

 

中学生のとき、僕のクラスにはいじめが原因(自称)で不登校になった男の子がいました。

でも正直いって、実際のところは全くもっていじめではなかったんですよ。

 

というか「それがいじめになるなら、キミはもっとキツイいじめをしてることにならない?」という実態でした。

 

MC芸人気取りな中学生

 

その自称いじめ被害者(仮にK君とします)はお笑いに詳しく、さらに自分にはかなりのお笑いセンスがあると思い込んでいる人でした。

実際はそんなことなく、ただうるさいだけだったんですが。

 

K君は特にツッコミに自信があるようで、そんなのどうでもいいじゃんってことでも隅から隅まで大声でビシバシとツッコミを入れるんです。

 

 

ざっと思い返しただけでも

 

  • 場を回したがる
  • 誰かが噛むと速攻つっこむ
  • すぐに揚げ足をとる
  • ただの雑談でも「オチは?」と追及してくる
  • 「話のテンポが悪い」などとすぐ難癖をつける

 

 こんな人でした。

 

 

簡単にいうと、完全にMC芸人気取りだったんです。

 

僕も何度もうざったくチクチク指摘されましたよ。

 

 

その様子から一部の人たちには「うちの中学校の上田(くりぃむしちゅーの)」と称されていて、本人も満足気でした。


自分へのイジり・ツッコミは一切NGなK君

 

それだけだったら「いちいちうるさい子」ぐらいで済んだんですが、厄介なことにK君は自分がそのツッコミ対象になるとすこぶる機嫌が悪くなる人だったんです。

 

お前いつもそれ以上のこと人にやってるじゃん!ってレベルの些細なことでもお構いなしで、不機嫌スイッチオン。

 

人には10いうくせに、自分は1いわれることも受け付けないという超プライドが高いヤツだったんです。

 

 

まぁ、それを納得させる実力があればいいですよ?

 

「K君なら仕方ない!」と思わせるほどの力があれば、そんなワガママも叶ったでしょう。

 

 

しかしK君はというと

 

  • ルックスはサンボマスターのボーカルにそっくり
  • 勉強も運動もできない
  • アニメオタク
  • 体臭がきつい
  • お得意のツッコミも人の話を止めるだけでただの邪魔

 

といった感じ。

 

 

ルックスや趣味でその人を判断することはいけないことですが、どうみてもステータス的には完全にイジられる側に属する人間だったんです。

 

それなのに、自分へのイジりやツッコミは一切お断りなんですよ。

 

そこには子供ながらかなりギャップを感じ、「K君、わきまえてないな」と思っていました。

 

 

仮にイジりやツッコミを受けると、教師の前でも「俺を心配しろ」といわんばかりの不貞腐れオーラを出すので、大事になるのを避けるためには一方的にこちらがK君砲を浴びるしかなかったんです。

 

僕のクラスは優しくて比較的おとなしいタイプが多かったため、「不機嫌にさせるのも面倒だから、自分たちが大人になって適当に流して耐えよう」といった雰囲気があったんですよ。

 

 

K君がどんなにうざくても、みんな幼児を扱うように「はいはい」という具合にあしらって受け流していました。

 

K君はそれに気づかず、やってやったぜ!という顔をしていましたが。

 

 

今考えると、かなり対処力のある大人思考な中学生が集まっていたと思います。

 

それも相まってK君はその低ステータスからは考えられないような、かなり身分不相応な高いカーストに属していました。

 

属していたというか、そうすることが1番かんたんに平和な日常を送る術だったんです。

 

 

しかしその野放しスタイルが裏目に出て、K君の自己中すぎるつまらないお笑い暴走は日に日に勢力を増していきました。

K君、巨大な屁を放ち失踪

 

いつもと変わらず、MC芸人気取りなK君節が炸裂していたある日のことです。

 

昼休みに男子数名でベランダに座り、お喋りしていたときに事件は起きました。

 

 

誰かが噛んだことをいつもの調子でしつこくツッコミを入れていたK君が立ち上がった際、めちゃくちゃでかい屁を放ったんです。

 

数秒前には意気揚々とツッコミを入れていたK君から放たれた、巨大な屁。

 

僕たちは笑わずにはいられませんでした。

 

 

中学生男子なんて、友達のおならネタで1時間は笑えます。

 

それが、普段は上から目線で一切のイジりやツッコミを受け付けないK君から放たれたもの。

 

しかも、直前まではMC芸人スタイルを得意げに決め込んでいたんです。

 

もういろんな要素がうまいこと絡まり、僕たちは涙が出るほど笑ってしまいました。

 

 

K君はそんな僕たちを見て顔を赤く染めプルプルしながら暴言を吐き、教室から走って出ていきました。

 

K君が作り上げた(気になっていた)場を回せる優秀なツッコミキャラが、自ら放った屁によってあっけなく崩れ落ちる瞬間を目の当たりにしました。

いじめ(自称)が原因で不登校に

 

K君は結果的にどうなったのかというと、おならを笑われたことが原因で不登校になりました。

 

K君の言い分としては、「いじめを受けたから学校へは行かない」というものだったようです。

 

うーむ…そうなるのか。

 

 

その場にいた僕らは完全に悪者扱いされ、バックボーンを知らない教師からすれば「中学生にもなって人の生理現象を大声で笑った情けないヤツら」としか映らなかったようです。

 

しかし、なんだか釈然としません。

 

 

確かに笑ったことは悪いことですし、非は認めます。

 

ですが、K君は普段それ以上のダメージを受ける行為を連発しています。

 

「人に対してあそこまでやるなら、それぐらい許容範囲でいるべきだろ」ってのが本音でした。

 

 

「人によって心の強さは違う」といわれたらそれまでですが、正直やりたい放題のワガママ野郎が自滅したようにしか見えなかったんです。

 

そんなことで被害者ヅラされたら、そこにいた全員がK君にもっとひどいことをされてきた被害者となりますからね。

 

 

結局、感情のまま騒いだ方が勝ちなんでしょうか。

 

心を強く持ち、今までトラブルを避けるため大人になって対処していた方があっさり加害者に入れ替わるのかと、当時はかなりモヤモヤしました。

 

先生からの促しもあり、K君には直接「おならを笑ってごめんなさい」という謝罪はしましたよ。(今考えるとなんだそれ)

 

しかし、K君もプライドが許さなかったんでしょう。

 

 

人にはガンガンいうくせに、自分は少しいわれただけで不機嫌になるK君です。

 

大きなおならを聞かれ、さらに笑われたともなればその高くそびえたプライドはズタズタだったと思いますよ。

 

結局K君はそれから1度も教室に現れることはなく、学校へきても保健室で過ごすという出席スタイルで中学校生活を終えました。


このいじめ問題はどう対処・解決すればよかったのか

 

なんだか煮え切らない結末ですが、これが僕の中学校で起こったいじめ(自称)を原因にひとりの同級生が不登校になった経緯のすべてです。

 

僕らはもちろん、きっとK君も思うところはあったんでしょうが、それをお互い出し切れないまま不完全燃焼に問題は沈静化していった印象でした。

 

 

では、このいじめ問題はどう対処すれば互いが円満に解決できたんでしょうか。

 

 

大人になった今改めて考えてみると

 

  • K君が教師にいったような「いじめ」という雰囲気では一切なかった
  • K君は普段もっときついイジり・ツッコミをしていた
  • それを嫌がっていた人もたくさんいた
  • K君は自分にそれ同様(それ以下でも)のことをされると不機嫌になり、場の空気を悪くする節があった
  • 僕たちはそれを対処するために、ずっと我慢して耐えてた事実があった
  • おならを笑ったことは心から悪いと思っている
  • また以前のように学校へ来てほしい

 

といったことを、冷静に教師とK君に時間をかけて説明する必要があったんじゃないかと思います。

 

 

もちろん必死に伝えたつもりではありますが、当時は上手く言語化できていなかったり、感情的になり「なんで俺たちが…!」という呆れや怒りの方が勝って投げやりになっていた感も否定できません。

 

加害者(僕たち)、被害者(K君)がお互い諦めることなく、もっとこのいじめ問題に向き合っていればうまく対処できれば、明るく解決できた道もあったんじゃないかと今になると思います。

いじめが原因で不登校になった中学生/まとめ

 

いじめを語るうえで、必ず被害者と加害者がでてきますよね。

どっちがどうだ、といった断定的なことはいえませんが、いじめの背景にはこういうパターンもあるんだなって知ってもらえたら幸いです。

 

もしこの件で仮にK君が命でも落とそうもんなら「男子中学生が生理現象を複数人から一斉に侮蔑され、その辛さから命を落とす」みたいな報道になったんだろうなぁとぼんやり思いました。

K君はそれ以上のことを日常的にやって、人を傷つけていた実態があるんですけどね。

 

 

人にイジり・ツッコミを入れるときは、よっぽどその才能がない限り「自分が同じことをされても傷つかない数歩手前のレベル」を常に意識することが最低限のマナーだな、と実感した出来事でした。

それでもきっと傷つける場合はあるので、慎重に探りながら個々の許容範囲を見極める必要がありますしね。

 

 

最近いじめのニュースが多いので、自分の中学生時代を思い出し書いてみました。

 

 

あ、ちなみにK君とは同じ高校に行きましたが、中学生時代の出来事が活きたのか多少はイジり・ツッコミをされても大丈夫な人になっていて、関係も良好なまま卒業しましたよ。

 

 

 

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