イヤホンを使っていると “急に片耳だけ聞こえなくなった!” という経験ありませんか?
あの地味にイライラするやつですw
両耳から音が聞こえず完全に壊れた場合は、まだ諦めもつくでしょう。
しかし、それが片耳だけとなるともう少し粘りたくなりますよね…。
そのイヤホンが長年使っている愛着があるものや、高価なものだとなおさら!
でもそれ、もしかすると簡単に直せるかもしれませんよ…?
ということで今回は
イヤホンの片耳が聞こえない時にすぐできる直し方・対処法4選
をご紹介します。
誰でも簡単にできるので、ぜひ参考にしてください。
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イヤホンの片耳が聞こえないときの直し方・対処法01:差し込みプラグの接触不良を確認する
まず考えられるのは、イヤホン差し込みプラグの不具合です。
- イヤホンを差し込む角度
- イヤホンを差し込む強さ
などによって、聞こえ方が変化するということはありませんか?
「半分だけ差し込むと少し聞こえるけど、完全に差すと聞こえなくなる」
「差したあとプラグを右側に傾ければ聞こえる」
という感じ。
そういう場合は、差し込みプラグが接触不良を起こしているかもしれません。
定期的にメンテナンスをしていないと、イヤホンのプラグ部分にはゴミが付着する場合があります。
パッと見はなにもなくても、意外と細かいホコリや垢がついていることも…!
加えて、長年使っているイヤホンだと接触部分に「酸化皮膜」ができていることもあります。
「酸化皮膜」とは…
金属類の表面に自然発生する皮膜のこと。
金属表面が空気に触れることにより発生する。
これらが原因となり、接触不良を起こしてしまうんです。
対処法としては、乾いた布で拭くだけでOK!
水分を含んだ布(ウェットティッシュなど)を使うと故障の原因に繋がるので、必ず乾いた布を使いましょう。
身近なものだと、ティッシュでも大丈夫です。
個人的なおすすめとしては、無印良品の使い捨てメガネ拭きですね。
ティッシュは手軽なんですが、強く拭いた場合に細かい繊維が中に入ってしまう恐れがあります。
それに比べて無印のメガネ拭きはテッシュより硬く厚い布なので、使い勝手がいいんですよ。
Amazonでも買えるので、わざわざ無印に行かなくても大丈夫!
個人的に優秀アイテムすぎたので、レビュー記事を書いたこともあるぐらいですw
それでも直らない場合は、接点復活スプレーを使うのも効果的です。
接触復活スプレーとは、金属パーツなどにできた酸化膜を取り除きアイテムです。
プラグ部分に軽くスプレーし、乾いた布で拭くだけで電気の通りがスムーズになりますよ。
汚れや劣化を防ぐ効果もあるので、接触不良の復活に期待できるのはもちろん、イヤホンを長持ちさせたい人は1本持っておくと心強いアイテムです。
イヤホンの片耳が聞こえないときの直し方・対処法02:音楽プレイヤー(スマホやipodなど)を再起動する
イヤホンに問題があると見せかけて、実は音楽プレイヤーの方に原因があった…というパターン。
「そんなバカな!」って感じでしょうが、これ意外とあるあるなんです。
特に、スマホで音楽を再生している人は要チェック!
スマホって毎日使うのに、なかなか電源を落とさないですよね?
電源が切れる前に充電ケーブルに繋ぎ、回復したらまた使う…という持ち方をしている人がほとんどのはず。
しかし、スマホだって電子機器です。
何日も電源つけっぱなしにしていると、こういった細かい不具合は起こりがち。
対処法としては、1度電源を切り再起動するだけでOK!
それだけで、しっかり両耳から聞こえるようになっている場合もありますよ。
ちなみに僕はトータル3回以上、このパターンでイヤホンの片耳が聞こえない現象を直した経験がありますw
- スマホから音楽再生中、急にイヤホンの片耳が聞こえなくなる
- イヤホンが壊れたんだと思い込み、新しく買いなおす
- 新しいイヤホンをスマホに差して音楽を再生するも、片方しか聞こえない
- 試しにスマホを再起動すると復活
- 不思議に思い、買いなおす前のイヤホンで試してみても両耳から聞こえる
- 原因はスマホだった…!
という流れで気づきました。
イヤホンの片耳が聞こえないときの直し方・対処法03:音楽プレイヤー(スマホやipodなど)の設定ミスを確かめる
またまた、イヤホンではなく音楽プレイヤー側が原因となっているパターンのご紹介!
接続設定がうまくいっておらず、片耳しか聞こえない…ってのもあるあるです。
- モノラル・ステレオの設定
- 左右の音量バランスの設定
などが原因となり、片耳しか聞こえていない可能性がありますよ。
対処法としては、ちゃんと自分に適した設定になっているか確認してみましょう。
iPhoneでの確認方法を載せておきますね!
「設定」の中にある「一般」をタップ
「一般」の中にある「アクセシビリティ」をタップ
「アクセシビリティ」の下の方にあるバーで左右のオーディオバランスを調整
イヤホンは長年使っていると、コードの劣化などが原因で左右の音量バランスが変化することがあります。
そういったときは、この設定を使って左右が快適に聞こえるよう調整してみてください。
僕の友達は 「バーを右寄りにした方が聞き心地がいい」っていってたよ!
こういう人もいるから、ベストに調整できてるかチェックしてみてね。
イヤホンの片耳が聞こえないときの直し方・対処法04:コードの断線を確かめる
1番厄介なのが、イヤホンコードの断線が原因となり接触不良を起こしているパターンです。
特に断線しやすいのが、どうしても触ったり伸ばしたりする回数が多くなる耳につける部分。
コードの一部や、左右どちらか片方のコードだけが切れたりすると、片耳しか聞こえなくなる可能性があります。
- 使うたびにコードを伸ばしている
- グチャグチャに巻いて閉まっている
そういう使い方をしている人は、断線しやすいのでご注意を!
ワイヤレスイヤホンの場合は大丈夫ですが、有線のイヤホンを使っている人はコードに負担を与えないように使うクセをつけましょう。
対処法としては、自分で直す/修理に出すかの2択!
自分で直す場合は、半田ごてを使って直すようです。
(僕には到底マネできない…というか、半田ごてすら持ってない)
素人には難しいと思いますが、知識がある人はチャレンジしてみるといいかも!
解説動画もあったので、載せておきますね。
一般的には、修理に出すのが無難ですね。
修理の費用としては
- メーカーの保証期間内であれば無料で修理可能
- そうでなくても1,000円程度(目安)では修理可能
という感じなので、意外と安く済みます。
まずは、買ったときにもらったであろうメーカーの保証書を確かめてみましょう。
もし料金がかかったとしても、買いなおすよりはコスパいいと思いますよ。
僕は絶対に自分で直すのムリ…。
素人はイヤホンを買ったメーカーに問い合わせてみるのが手っ取り早いよ!
どうしても直らなかったら買いなおすのもアリ
上で紹介した方法をすべて試しても直らなかった場合、それはもう単純にイヤホンの寿命かもしれません。
安いイヤホンだとそれだけ劣化も早いので、諦めて買いなおすのもアリです。
僕は昔1,000円台の格安イヤホンを使っていましたが、どうしても直せない不具合が起きて1年に1回ぐらいのペースで買い換えていましたよ。
今は少し高いやつに買い替えましたが、余裕で3年以上は使っています。
頻度に買い替えても問題ない人は大丈夫ですが…
- 音質の悪さ
- 買いなおす手間
- トータル費用
などを考えると、少しランクアップしたイヤホンを買ってみるのもいいと思いますよ。
安いイヤホンと比べると寿命も長く高性能なので、長い目で見るとコスパには満足できるはず!
実際に使っていますが「CX3.00」なんか、値段の割にかなり高性能ですよ!
イヤホンの片耳が聞こえないときの直し方・対処法/まとめ
今回の記事
「【簡単】イヤホンの片耳が聞こえない!すぐできる直し方・対処法4選」
をまとめると…
- 差し込みプラグの接触不良を確認する
- 音楽プレイヤー(スマホやipodなど)を再起動する
- 音楽プレイヤー(スマホやipodなど)の設定ミスを確かめる
- コードの断線を確かめる
- 半田ごてを使って自分で直すこともできるが、修理に出すのが無難
- どうしても直らなかったら買いなおすのもアリ
という感じ!
どれも誰でも簡単にできる方法ばかりなので「イヤホンの片耳が聞こえない…!」という人は、試してみてくださいね!