「旦那が家にいると、体調が悪くなる」
「旦那にはなにを言っても否定されるから、会話する気が起きない」
「会社では大丈夫なのに、旦那と一緒だと息が詰まる」
そんなお悩みを持つ女性も、実は多いのではないでしょうか?
もしかするとその症状、「夫原病」かもしれませんよ。
まだまだ知名度が低い、女性を苦しめる病気「夫原病」とはなんなのか、対策や治療法もあわせてご紹介します。
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「夫原病(ふげんびょう)」とは
夫原病(読み方:ふげんびょう)とは、字のとおり「夫が原因で妻に起こる病気」のことをいいます。
有名人だと、上沼恵美子さんが“夫原病が原因で夫と別居中”とのニュース報道がありましたね。
夫原病は旦那による言動がストレスとなって蓄積し、妻の精神や身体にいろいろな悪い症状を引き起こします。
【夫原病の代表的な症状】
- ホルモンのバランスが乱れる
- めまい
- 倦怠感
- 耳鳴り
- 動悸
- 吐き気
- 頭痛
- 不眠
【夫原病になりやすい妻の特徴】
- 亭主関白な夫婦
- 旦那の意見には逆らえない
- 真面目で几帳面
- 世間体を気にする
- 人前で強い感情表現(泣く、怒る、など)を出すのが苦手
- 我慢強い
女性が発症する&症状が近いといった理由から、更年期障害のひとつだと勘違いされるパターンも多く、適切な治療を受けることなく長年ほったらかしにしている人も多くいるそうです。
更年期障害に似ているからといって決して中高年に限定された病気ではなく、若い人だと30代の女性に発症している事例もあるようですよ。
「夫原病」の対策や対処法
夫原病のきっかけは、旦那の理不尽な言動からくるストレスを妻が耐え続けることから始まるといわれています。
簡単にできる夫原病の対策・対処法を3つまとめました。
01. 1人でストレス発散することを癖付ける
「旦那がイライラするけど、本人にそれを告げるのは抵抗がある」という人におすすめなのが、1人でできるストレス発散法です。
- カラオケで大声で叫ぶ
- 運動をする
- 友人に愚痴る
など方法は人によって様々ですが、とにかく我慢するのではなく溜まったストレスを発散しましょう。
旦那が介入していないので根本的な解決にはなりませんが、妻の精神環境が良くなり、夫原病の対策や悪化防止に繋がります。
ストレスを溜め込むのではなく適度に発散することを癖付けできれば、自然と夫原病になることをグッと防げますよ。
02. 人目のある環境で話し合いをする
自分が旦那に対してどれだけストレスを受けていて、苦しく辛い思いをしているかを正直に話して理解してもらいましょう。
家での話し合いではなく、周りの目があるレストランなどに場所を移すことがおすすめです。
そうすることで旦那が荒い言動になることを防ぎ、落ち着いて話し合いすることができますよ。
- 別居したい
- 離婚を視野に入れている
といったインパクトあるワードをチラつかせることで、旦那が改心するケースもあるようです。
03. プチ別居をする
1人でのストレス発散も、話し合いもうまくいかなかった場合は、プチ別居してみるのも有効です。
お互いが物理な距離感を保つことによって、より冷静に自身の状況を客観視することができますよ。
最初は2~3日といった短期間でもいいので、妻がいない環境に旦那を置いてみましょう。
旦那によっては妻のありがたみを知り、言動を改める場合もあるようです。
人によって、人間関係の程よい距離間というものは違います。
それは例え夫婦であっても同じことです。
- 妻の不在によって、日頃のありがたみを旦那が自覚する
- 月に3日は旦那と離れて生活すると、ストレスが溜まらない
- 離婚はせずとも、別居してるぐらいがちょうどいい
といった、それぞれの夫婦の気づきがあると思いますよ。
「夫原病」の治療法や治し方
夫原病を治療するにあたり、病院を受診する際は療内科、精神科のどちらかがおすすめです。
ざっくりとした判断の目安は
【心療内科】
精神的な苦痛が原因で、身体にも症状が出ている
【精神科】
精神的な苦痛が原因で、精神に症状が出ている
となります。
病院へ行くのは勇気がいるかもしれませんが、自分の心身の状態や旦那から受けているストレスを医者にしっかり話してみましょう。
問診の際に「自分の症状が夫源病と似ていたので、受診してみました」と素直に伝えると、診察がスムーズに進むと思います。
決して恥ずかしいことではありませんので、1人で抱え込まず、病院で適切な治療を受けることで心身ともに治りは早くなりますよ。
「夫原病」とは?対策・治療法/まとめ
今回の記事「「夫原病」とは?対策・治療法まとめ【旦那がストレス!女性を苦しめる】」をまとめると
- 夫原病は、精神的にも肉体的にも症状が出る
- 更年期障害と症状が似ているが、別の病気
- おすすめの対策・対処法は、ストレス発散、話し合い、プチ別居
- 病院で治療する場合は、療内科・精神科のどらかの受診がおすすめ
という感じですね。
夫原病は、世間ではまだまだ聞き慣れない知名度の低い病気でしょう。
旦那のストレスで苦しい思いをしている女性は、実感がないだけで夫原病になっている可能性があります。
症状がひどくなる前に、しっかりと適切な対策・治療をすることをおすすめします。